「空飛ぶ宮殿」飛ばす豪華客席の航空会社、その「最新ビジネスクラス」はどんなもの? 9月に羽田線でデビュー
快適そう!
羽田は2路線目の「新仕様機投入路線」
アラブ首長国連邦のドバイに拠点を構えるエミレーツ航空が、2024年9月より、最新のビジネスクラスを搭載したボーイング777型を、羽田~ドバイ線に投入しています。10月には同社日本支社長のサティシュ・セティ氏が報道陣に対し、その最新座席の魅力を語っています。
同社は成田、関西線へは超大型機「エアバスA380」を投入しています。A380の内装は「空飛ぶ宮殿」とも呼ばれ、シャワールーム付きの豪華なファーストクラス設備などが特徴。世界でもっともリッチなシートを供する航空会社としても知られています。一方、羽田空港を発着するエミレーツ航空便は、滑走路などの制約があることから、A380ではなく、ボーイング777での運航となっています。
同社の777に搭載されている最新ビジネスクラスは、38席を搭載。横1-2-1列の配置で、すべての席からダイレクトに通路に出られるようなレイアウトとなっています。他社で多く採用されている壁に囲まれた個室型座席ではないものの、プライバシーの確保に重点を置いた個室型座席となっているとのこと。座席幅は20.7インチ(約53cm)で、フルフラットにもできます。同社にとって羽田線は、この最新仕様の777が投入される2番目の拠点ということです。
また、これらの機体自体も貨物輸送能力を向上させるために積載量が増強されており、さらに多くの貨物を輸送できるようになっているということです。
サティシュ・セティ氏は「日本はエミレーツ航空にとって重要な市場であり、お客様に最高の旅行体験を提供することに全力を尽くしています。ボーイング777は、新しいビジネスクラスを取り入れ、機能性と快適性が向上しており、この路線でのお客様の体験をさらに向上させるでしょう」とコメントしています。
【了】
コメント