0キロポスト見っけ! でも違う線路の起点!? 「鉄道のまち」大宮駅のナゾ

歴史を見れば納得です。

さすがは「鉄道のまち」大宮駅

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JR川越・埼京線(画像:PIXTA)。

 JR東日本が2024年10月18日(金)、公式X「鉄道のまち大宮」で、0キロポストに関して投稿しました。キロポストとは、その場所が起点からどのくらい離れているかを示す線路の標識で、「0」はそこが起点(0km)であることを表します。
 
 投稿によると、9番線(宇都宮線)と11番線(高崎線)の間に0キロポストがあるとのこと。しかしこれは両路線のものではないといいます。

 宇都宮線は正式名称を東北本線といい、その起点は東京駅です。高崎線は東北本線の支線という位置付けで、その起点は大宮駅ですが、0キロポストがあるのは7番線と8番線の間です。では、9番線と11番線の間にある0キロポストは何線のものでしょうか。

 それは川越線です。今でこそ地下に潜り、埼京線と直通して19~22番線を発着する同線ですが、かつては地上にホームがありました。時期は1985(昭和60)年9月まで。この時に電化され、新規開業した埼京線と直通運転が始まったのです。

 JR東日本の投稿によると、大宮駅には上越新幹線の0キロポストもあるといいます。

【了】

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