「これが軽トラ?オシャレだね」を60年提供!? ダイハツ「ハイゼット」はいつだって“スズキとは違うのだよ”

軽トラックといえば、どこか武骨でいぶし銀な印象を覚える方も少なくないはず。しかし、ダイハツが販売するハイゼットは、豊富なカラーパックを含めた自由で柔軟なオプションが用意されています。そんな名車の歴史を振り返ってみましょう。

実用を優先したキャリイvsデザインのハイゼット?

 一時期から街中で目にするようになったカーキ色の軽トラック。すれ違うたびに「カッコ良いな」「軽トラのカスタムショップがコンプ販売とかしているのかな」と目で追っていた筆者(松田義人:ライター・編集者)ですが、実はこれ、ダイハツの軽トラック「ハイゼット」のオプションカラーパックによるものです。

 ダイハツ・ハイゼットは、1957(昭和32)年に登場したオート三輪・ミゼットを四輪に進化させた軽商用車です。1960(昭和35)年の発売当初からトラック・バン双方をラインナップし、軽自動車市場を牽引したことで知られています。

Large 20241026 01
1960年、日本初の軽トラックとして登場したダイハツ・ハイゼット(画像:ダイハツ)。

 初代発売当時のハイゼットは360cc。当初はトラックのみのラインナップで商用車として絶大な支持を受けましたが、その一方で「商用車」「実用車」といったイメージを脱却するような優れたデザインでした。小さくてかわいく、そして先進的にも映るデザインは、日本人の多くが感じていた時流にマッチしていたのではないでしょうか。

初代のヒット以降、数年おきにフルモデルチェンジ。ライバルモデルの軽トラック、スズキ・キャリイと並べてみると、デザイン面ではハイゼットのほうが繊細で、一方のキャリイはあくまでも実用性最優先で進化していったようにも感じられます。

 実用的でありながらも、「働く人たち」「乗る人たち」の気持ちを楽しくさせてくれるような1970年代までのハイゼットでしたが、以降しばらくは軽トラック市場のシェアをキャリイに譲る格好になります。

 そのせいか、1980年代以降のハイゼットには、当初の感性的なこだわりが薄くなった印象で、どことなくキャリイに負けじと実用性を追求していったように思えます。例えば、1979(昭和54)年にキャリイがいち早く4WDモデルをラインナップすると、ハイゼットも2年遅れの1981(昭和56)年に4WDモデルを追加。それでいてキャリイよりも高性能モデルを実現するなどし、この時代は何よりも機能面最優先で進化を遂げたハイゼットでした。

【え…めちゃくちゃカッコいいじゃん!!】昔の「ハイゼット」たちを写真で見る

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  3. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  4. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号