静岡の私鉄「満腹グルメライン」!? 駅ナカ飲食店がとにかく多い路線とは 1日で巡るのは無理ゲー?

静岡県の掛川~新所原間を結ぶ天竜浜名湖鉄道は、駅に入居する飲食店が多いです。地方鉄道としては珍しく、駅弁もあります。そこで2日間かけ、グルメ巡りをしてみました。

うなぎ屋の配慮とは

 三ヶ日駅13時49分発の132列車で、都田駅に14時20分着。駅には「miyakoda.駅cafe」が入ります。ちなみに駅舎は2015(平成27)年のグッドデザイン賞を受賞しており、個人的には「日本一オシャレな駅」だと感じます。

 カフェも劣らず美しい内装で、コーヒーとクッキーも本格的な味わいでした。次は都田駅15時1分発の331列車で、16時2分着の新所原駅へ向かいます。

 同駅には「駅のうなぎ屋 やまよし」が入ります。うな丼を購入すると、列車内で食べられるよう保温用の新聞に包んでくれ、さらに列車内に届けてくれました。鰻の産地である浜名湖だけあり、香り高く上質。タレも深みがあり感動しました。

Large 20241207 01

拡大画像

浜名湖佐久米駅の「喫茶と食事 かとれあ」、自家製ビーフカレー(2024年11月、安藤昌季撮影)。

 折り返し16時19分発の142列車で浜名湖佐久米駅を目指し、16時45分着。駅には「喫茶と食事 かとれあ」が入っています。トーストやカレー、スパゲティ、定食類などを提供する、昭和の喫茶店の雰囲気。「自家製ビーフカレー」はしっかりとしたルーで、美味しいものでした。

 17時37分、146列車で掛川駅を目指します。気賀駅の中華屋「貴長」や、金指駅の窯焼きピザ「piazza」が頭をよぎりますが、満腹でギブアップ。ホテルで駅弁を夕食として、2日目に備えます。

【これ全部「エキナカ」!?】天浜線グルメをイッキ見!(写真)

最新記事

コメント