「交通違反の反則金を無視してたら“逮捕”されました」警視庁が“295人”を一網打尽に! 無知か確信犯か、気になるデータが

交通違反の反則金を納付せず、再三の呼び出しにも応じない容疑者に対して、警視庁が実施した追跡調査で多数の逮捕者が報告されました。反則金制度で処理しておけば少額ですんだ違反が、思わぬ大事になった人もいるようです。

1か月で「295人」逮捕しました

 交通違反の多くは反則金で処理することができます。違反者と司法の双方の負担を軽減することで迅速な処理を進めることが目的です。ただ、反則金には納付期限があり、原則は「交通反則告知書」を受け取ってから8日以内です。

Large 20241216 01
交通違反の反則金を無視していると逮捕される。写真はイメージ(中島みなみ撮影)。

 期限切れとなった場合、反則金の納付期限とは別に設定された指定出頭日に、交通反則センターなど出頭して、再び反則金制度を使うことができます。しかし、指定出頭日に出頭せず、さらに、その後の郵便などによる再三の呼び出しにも応じない場合、長期未出頭事件の対象になります。

 こうした長期未出頭事件について、警視庁は2024年11月1日~30日までの1か月間、追跡捜査の強化推進を行い、295人を逮捕したと公表しました。

 そもそもは反則金で処理された違反ですから、逮捕容疑は重いものではありません。「速度超過」「通行禁止」「指定場所一時不停止」「信号無視」「携帯電話使用」「進路変更禁止」「指定通行区分」などが主な違反です。

 指定通行区分を例にとると、反則金は普通車で9000円。しかし、事件化して逮捕状が執行されると、こんな軽い交通違反でも強制的な同行を求められることになります。

 さらに、295人の逮捕歴では気になることもわかりました。過去に交通違反で逮捕され、この11月の追跡調査強化推進で再び逮捕された複数の逮捕歴者が42人、約14%含まれていました。

・2回目:33人

・3回目:6人

・4回目:3人

 交通違反の反則金は指定期日までに納付することができなくても、再度、納付期日を設定してもらうことができます。

【了】

【外国人、払ってね】やりがちな交通違反の「反則金額」(画像)

Writer:

1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  3. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  4. ウクライナ軍の「1000機の無人機」がモスクワの製油所を襲撃!“タンクが吹き飛ぶ瞬間”を捉えた映像を大統領が公開 今後の影響は?
  5. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス