「超快速」が同じ車両、同じ最高速度で時間短縮できる理由 新たな日本一の可能性も

北越急行が運転予定の「超快速列車」。従来と同じ車両、同じ最高速度でどうして所要時間を短縮できるのでしょうか。またそれにより、北越急行に新たな日本一が登場するかもしれません。

まずは「ダイヤ最適化」

 北越急行(新潟県南魚沼市)が2015年3月から、越後湯沢~直江津間で運転を始める予定の「超快速列車」(仮称)。同区間84.2kmを60分で結ぶとしています。

 この区間には現在、快速列車が2往復運転されています。最高速度110km/hのHK100形電車を使用し、平均所要時間は約73分です。

 ただ「超快速列車」も、同じ最高速度110km/hのHK100形電車を使用します。どのようにして73分から60分まで所要時間を縮めるのでしょうか。

 その方法のひとつとしてまず、「超快速列車」へのダイヤ最適化が挙げられます。

単線区間の例。列車が行き違えるよう、など一部分だけ線路が複数設置されている(2013年7月、恵 知仁撮影)。

「超快速列車」走行区間の線路は、次のような状況になっています。

越後湯沢~(複線)~六日町~(単線)~犀潟~(複線)~直江津

「複線」とは、上り線と下り線があり列車が簡単に行き違えるもの。「単線」とは、ひとつの線路を上り列車と下り列車が共用するものです。単線区間で列車が行き違う場合、線路が複数敷かれている駅に停車し、反対列車の到着を待ち、すれ違って発車、というのが基本的な流れです。そのため単線区間では、列車行き違いで時間をロスすることがあります。

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