明治神宮最寄りの原宿・代々木駅 三が日で31.2万人が降車 実は普段より少ない?
JR東日本が初詣客の多い首都圏の駅について、2015年三が日の降車人員を発表しました。300万人以上という国内トップクラスの初詣客を集める明治神宮や川崎大師の最寄り駅はそれぞれ3日で30万人以上の降車人員がありましたが、実は普段と比べると、合計では少なかったりします。
原宿・代々木、川崎は少なく鎌倉、成田は多い結果に
JR東日本は2015年1月5日、同社の初詣関係駅における三が日の降車人員を発表しました。
例年300万人以上が訪れ、日本一の初詣客数がある明治神宮(東京都渋谷区)の最寄り駅、原宿駅と代々木駅は、3日間で合わせて約31万2000人が降車しました(前年比97%)。
同じく例年およそ300万人が訪れる川崎大師(神奈川県川崎市)のJR線最寄り駅、川崎駅は約33万7000人が降車しました(前年比101%)。
例年およそ250万人が訪れる鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)の最寄り駅、鎌倉駅は約21万7000人が降車しました(前年比90%)。
例年およそ300万人が訪れる成田山新勝寺(千葉県成田市)の最寄り駅、成田駅は約5万2000人が降車しました(前年比94%)。
ただ2013年度1年間のデータにおいて、原宿駅と代々木駅の1日平均乗車人員は合計で14万882人。3日分では42万2646人です。そのため、両駅での初詣ピーク時における混雑は大変なものがありますが、三が日平均の降車人員は約31万2000人なので、実は普段よりも少なかったりします(「降車人員」≒「乗車人員」と考えた場合。1日平均乗車人員のデータはJR東日本による)。
また川崎駅は1日平均乗車人員が19万7010人で、3日分では59万1030人。鎌倉駅は1日平均乗車人員が4万2841人で、3日分では12万8523人。成田駅は1日平均乗車人員が1万4959人で、3日分では4万4877人です。通勤通学客の多い大都市部にある原宿駅と代々木駅、川崎駅は普段のほうが、鎌倉駅と成田駅は三が日のほうが人が多いことが分かります。
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