年末年始、最混雑列車の乗車率は281%
「乗車率281%」は特急車両2両に232人もの立ち客?
■九州新幹線(博多~鹿児島中央間)
【下り】
12月30日(火)「さくら」409号(博多13:20→鹿児島中央14:54)乗車率125%★
【上り】
1月4日(日)「さくら」558号(鹿児島中央13:42→博多15:07)乗車率164%★
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■長崎本線(博多~長崎・佐世保間)
【下り】
1月4日(日)特急「かもめ」45号(博多20:00→長崎21:56)乗車率162%★
【上り】
1月4日(日)特急「みどり」18号(佐世保13:44→博多15:34)乗車率182%★
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■日豊本線(小倉~大分間)
【下り】
12月30日(火)特急「ソニック」17号(小倉11:39→大分12:58)乗車率160%★
【上り】
1月4日(日)特急「ソニック」46号(大分16:10→小倉17:37)乗車率182%★
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現在判明しているなかで乗車率がもっとも高かった列車は、12月29日(月)に運転された特急「スーパー白鳥」38号(函館17:07→新青森19:19)で、乗車率はなんと281%です。
しかしここに掲載している各列車の乗車率に関して、東北新幹線と津軽海峡線「スーパー白鳥」の数字は「自由席乗車率」であることから、ほかのエリアの乗車率と単純に比較できない可能性があります。
ただ、自由席乗車率281%を記録した特急「スーパー白鳥」38号について、大変な混雑だったことは確かです。この列車の自由席は通常2両で、その場合は定員(座席数)128人で乗車率281%ですから、自由席の乗客は着席客128人と立ち客約232人、合計約360人もいたことになります。
【了】
Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
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