タバコが余裕で立つ北陸新幹線の乗り心地 コインも立つ

速さと合わせ、乗り心地も進化を続ける新幹線。はたして最新の北陸新幹線では、どのくらい良くなっているのでしょうか。まだデビュー前の北陸新幹線W7系で、タバコと500円玉を使い試してみました。

コインがもっと長く立ち続ける可能性も

 実験を行ったのはJR西日本W7系の5号車(W725-202、モーター搭載、普通車)で、車内での実験位置は台車と車両中央部の中間付近です。車内でもっとも揺れが少ない場所は車両中央部分のため、ベストな位置とはいえない場所でした。

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「フルアクティブサスペンション」を搭載し優れた乗り心地を誇るW7系のグランクラス(2015年2月5日、恵 知仁撮影)。

 またW7系の普通車には「セミアクティブサスペンション」という制振装置が搭載されていますが、グランクラスには「フルアクティブサスペンション」というさらに性能の高い制振装置があります。

 グランクラスで車両中央部に乗りコインを立ててみたら、もっと長く立ち続けるかもしれません。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 開業直前/直後の乗り心地は、良いのが当たり前。軌道がほぼ完全な状態なのだから。ポイントもジョイントもギャップ無しだから、新幹線ならなおの事。

    時間の経過と共に公差内のズレが生じて、いよいよアクティブサスの出番、となるのだろう。そうなってから他線との乗り心地比較をして欲しいものた。