上野東京ラインを知る「10」の要点
目覚めれば餃子の街
●上野東京ラインは復活?
かつて東京駅を始発とし、上野駅経由で東北方面へ向かう在来線の特急列車が運転されていました。また、上野駅と東京駅をまたいで直通する東海道本線や東北本線、高崎線、常磐線の列車もありました。今回の上野東京ライン開業で、常磐線の特急「ひたち」「ときわ」は東京駅、品川駅へ乗り入れますが、かつても常磐線の特急は東京駅に姿を現していました。
しかしそうした直通列車の定期運転は1973(昭和48)年に終了。その線路は東北新幹線の東京駅乗り入れ用地として使われ、直通運転自体ができなくなります。
いわば、この線路を復活させたのが「上野東京ライン」です。神田駅付近で上野東京ラインの線路は新幹線の上を通り、見るからにあとから建設された形になっていますが、元々は在来線が先に存在していました。
●寝過ごし危険!
上野東京ラインの開業により宇都宮発熱海行きなど、多くの列車が長距離を走るようになりました。車内で熟睡してしまい気がつけば温泉地だった、餃子の街だったという危険性が上野東京ラインで高くなったともいえます。
ちなみに上野東京ラインで最も長い距離を走るのは、静岡県の熱海駅と栃木県の黒磯駅を結ぶ列車。走行距離は267.9kmにもなり、4時間半から5時間近くかかります。
●座れなくなる?
これまで東海道本線は東京駅が、宇都宮・高崎・常磐線は上野駅が始発だったため、並べば座ることができました。しかし上野東京ラインの開業で多くの列車が直通運転になり、それが難しくなります。常磐線については引き続き上野駅始発の列車がたくさんありますが、それ以外の路線を利用する人は、この意味でも直通運転の開始で状況が変わりそうです。
【了】
Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
秋葉原の乗り換え客の混雑緩和に向けた取り組みもしてほしいな。
上野東京ラインが開業したが、品川の工事が完了したら東海道線~宇都宮・高崎線の新種別の快速を運行してほしいです。
基本的に新橋や尾久、さいたま新都心は通過して、東海道線(品川以南)や高崎・宇都宮線内(大宮以北)はアーバンやアクティー、ラビットの停車駅にした方が良いと思います。
また、落ち目の上野駅より伸びる日暮里駅を重点的におくと更に良いです。
だから東海道線~高崎・宇都宮線の新種別の快速は上野駅の通過もありです。
上野以北へ行く人は便利になったかもしれないが、これまで東海道線を利用して者は不便になった。
連結車両は10編成が多く混雑する、帰途は東京始発がないのでグリーン券を利用する、年寄りには負担がかかる
メリットは何もない。
湘南新宿ラインのラッシュ時の運転本数が減って新宿へ出るのが不便になった
宇都宮線の朝8時台の運転本数が減って混雑が増した
東海道線の事故で宇都宮線に影響が出るようなった
これを効果があったと言うことか
見た目ではないんだよ
だいたい大宮より北から乗って品川より南に行く人なんて通勤客でどれだけいるんだ
一割もいないだろう
その人たちのために他が迷惑を受ける
やめてほしい、ラッシュ時に直通運転なんて必要ない
多少不便でも定時運航や他の事故の影響を受けにくくする方がありがたいのだがJRは微塵も考えていない
否定派は列車本数が増やせて、輸送力が数段増える事に気が付かないのかな??。
折り返しはとても時間が掛かり、非効率なのでターミナルではホーム数に余裕が居る。
ターミナルを郊外に作り上野や東京を短時間で捌かないと輸送力は飽和してしまう。
自分が座れない事だけしか、豆腐の粕には詰まって無いらしい。
目覚めれば餃子の街ったって今までと同じじゃん、帰りに東海道線で東京駅に向かって乗ってく人なんてわずか、まさか熱海まで行って折り返しでとしても駅員に熱海で下ろされるからあり得ない
朝、眠ってしまって、、、もほぼいない、こじつけだよ
東海道線ユーザーです。大迷惑です。ほぼ毎日の遅延。直通運転中止の嵐→直通した意味ない
東京駅でグリーン車乗車必須。
10両編成になってしまった便も多いと聞く。
上野東京ラインは利用者のためではなく、ただ品川の車両を郊外にやりたかっただけなので、利用者を無視しこうなったんですよね。
東京駅名物の「始発列車待ち」ができなくなったのは辛いが混雑度は減った感じがする.しかし、座れない可能性が高いからL券の購入ということになる(G車は東京駅からだと座れない可能性あり)か。