速度差250km/h? 黒から白まで静岡「撮り鉄」1泊2日

「製紙の街」を行く「新赤がえる」

 東京へ帰る前に付近を走るローカル私鉄、岳南電車に寄り道して「鉄分補給」です。

150513 xtrail 08
かつては貨物列車の始発駅だった岳南電車の比奈駅。現在は赤茶けたレールが並ぶ(2015年、恵 知仁撮影)。

「製紙の街」静岡県富士市を走る岳南電車は、その輸送でかつて賑わいましたが、2012年で貨物列車の運行は終了。広い駅構内や使われず赤錆びた何本もの線路に、貨車が行き交った往時がしのばれます。

 パークアンドライドを実施している比奈駅に「エクストレイル」を停め、そんな岳南電車を「乗り鉄」で楽しんできました。途中、製紙工場のなかを走るような場所があったり、「ジヤトコ前」という変わった駅名があったり、個性のある路線です。ちなみに「ジャトコ」とは日産グループの自動車部品メーカーで、変速機などで知られます。また2005(平成17)年までその駅は、「日産前駅」を名乗っていました。

150513 xtrail 09
「新赤がえる」と呼ばれる岳南電車の7000形。元京王井の頭線の車両だ(2015年、恵 知仁撮影)。

 これで2日間の「撮り鉄旅」は全ての目的地訪問を終えましたが、小学校で言われたように、家に帰るまでが「撮り鉄旅」です。気を引き締め直して、静岡から新東名・東名で家路につきます。

 しかし東京へ近づくにつれ、次第に多くなるクルマの数。そして始まる渋滞。疲れていることを自覚していたので休憩は多めにしたものの、こういうときこそ気をつけねばなりません。ただこの「エクストレイル」は、エマージェンシーブレーキが付いているので精神的に楽でしたね。緊急ブレーキが作動することはありませんでしたが、前走車が近づくと表示とブザーで教えてくれるため、「万が一」を考えた場合、渋滞でも安心感がありました。

 ちなみに日産では現在、「エクストレイル」などの試乗キャンペーンを実施しています。しかしちょっと近所を走れるような、普通の試乗ではありません。店舗によりますが、1泊2日で借りて旅行に出かけることも可能なのが大きな特徴。もちろん「無料」だそうです。

日産「もっと試してニッサンキャンペーン」

http://www2.nissan.co.jp/EVENT/EXPERIENCE/

【了】

この記事の写真一覧

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

関連記事

最新記事

コメント