北陸新幹線E7・W7系が最優秀車両に JR東日本はダブル受賞 ブルーリボン・ローレル賞決定

北陸新幹線のE7系・W7系が2014年にデビューした鉄道車両のなかで「最優秀」であるとして、「鉄道友の会」から「ブルーリボン賞」が贈られました。また「優秀車両」の「ローレル賞」はEV-E301系「ACCUM」と箱根登山鉄道3000形「アレグラ号」が受賞。JR東日本はダブル受賞になりました。

安全性や信頼性、デザインなどを評価

 2015年5月21日(木)、北陸新幹線のE7系・W7系が2015年の「ブルーリボン賞」を受賞したことが発表されました。

「ブルーリボン賞」は「鉄道友の会」が毎年1回、前年に日本国内で営業運転を始めた鉄道車両のなかから選定するもので、同会会員の投票結果を元に、選考委員会が利便性や快適性、環境対応、新技術の有効活用といった観点から車両を評価。そこで「最優秀」と認められた車両に贈られるのが「ブルーリボン賞」です。

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2015年の「ブルーリボン賞」を受賞した北陸新幹線E7系・W7系(2015年2月、恵 知仁撮影)。

 E7系とW7系はJR東日本とJR西日本が共同開発した同型の車両で、E7系はJR東日本、W7系はJR西日本に所属。2014年3月15日から東京~長野間で「あさま」として、2015年3月14日から東京~金沢間で「かがやき」「はくたか」「つるぎ」として走り出しています。

 北陸新幹線E7系・W7系が「ブルーリボン賞」を受賞した理由については、「山岳区間の厳しい線区条件のもとでも安全性と信頼性を確保し、「和の未来」をコンセプトとしたデザインを積極的に採用するなど、北陸への新しい大動脈となった北陸新幹線を強くアピールしていること」が挙げられています。

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