ヒョウ柄も 大阪の地下鉄、車内をらしく一新
大阪市交通局が地下鉄の車内を、御堂筋線は「大動脈」の赤など、その路線らしいものに一新します。堺筋線は乗降ドアがヒョウ柄に。そのデザイン担当者も意外な結果だったそうです。
大動脈の御堂筋線は「レッド」
大阪市営地下鉄の車内が、その路線らしいデザインに一新されることが2015年6月25日(木)、明らかにされました。
まず各路線共通のデザインコンセプトとして、「明るさ・親しみ・楽しみのある車内」があり、そこに「路線の特徴」「沿線の魅力」「路線ごとのカラーイメージ」を取り入れるといいます。
御堂筋線(江坂~中百舌鳥)は、「レッド」が大きなポイントです。梅田やなんば、天王寺、新大阪を結ぶこの路線は「大阪の大動脈」とも呼ばれ、ラインカラーの「レッド」はそこから来ているといわれます。御堂筋線の新しい車内デザインには、その「レッド」を配置。“御堂筋線らしさ”が表現されます。また合わせて御堂筋の伸びゆく「新緑のイチョウ並木」をイメージし、乗降ドアにはその緑とイチョウ柄を、座席の仕切り部分には木目柄を採用。「大阪のにぎわい」が表されています。
堺筋線(天神橋筋六丁目~天下茶屋)は「どうぶつ」が大きな特徴です。沿線に大阪らしい観光施設が多くある堺筋線。新しいその車内デザインは、沿線にある開園100周年を迎えた天王寺動物園、その動物たちが乗客を出迎えるようなデザインになっており、乗降ドアはヒョウ柄に。また車両の連結部分にあるドアなどには動物のシルエットが描かれ、「楽しさ」が表現されています。
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