動物たちとの記念撮影用座席も 特急「ニセコ」9月5日より運転

JR北海道がこの秋、特急「ニセコ」を札幌~ニセコ~長万部間で運転。その車内や停車駅では、沿線の地域資源を取り入れた装飾やイベントが実施されます。

ホームで地元リンゴのアップルパイを

 JR北海道は2015年7月27日(月)、特急「ニセコ」を9月5日(土)から11月3日(火・祝)までの土日祝日に運転すると発表しました。

 区間は札幌~ニセコ~長万部間で、上りは札幌発7時57分の長万部着12時05分、下りは長万部発15時42分の札幌着19時29分。車両にはキハ183系「ニセコエクスプレス」を使用し、3両編成のうち2両が指定席です。

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キハ183系「ニセコエクスプレス」と記念撮影用のシート(写真出典:JR北海道)

 この特急「ニセコ」は車内や停車駅において、沿線の地域資源を取り入れた装飾、イベントを実施するのが大きな特徴です。

 車内には、動物と風景でニセコの美しい四季をイメージしたという記念撮影用のシートが設けられます。また専門スタッフが乗車し、車窓風景や停車駅の旬な情報などを、クイズをまじえながら楽しく案内するとのこと。

 停車するニセコ駅ホームでは、列車の発着に合わせて地酒蔵人衆を使った「酒かすどら焼き」など地元特産品の販売やふるまい酒の提供が行われます。

 余市駅ホームでも長万部行き上り列車に合わせて、地元果樹園で採れたリンゴを使用した「アップルパイ」など地元特産品の販売イベントが行われる予定です。

 また一部運転日は、ホームにご当地キャラクターも登場。ニセコ駅では「ニッキー」または「アニッキー」、余市駅では「ソーラン武士!!」、長万部駅では「まんべくん」が列車を出迎えます。

 特急「ニセコ」運転に合わせ、この列車を使った札幌発着の旅行商品が販売されるほか、9月中はニセコの観光スポットを手軽に楽しめる周遊バス「ツインクルバスニセコ号」も運行される予定です。JR北海道は「ぜひこの秋は、特急『ニセコ』に乗って、紅葉で色づく秋のニセコをお楽しみください」としています。

【了】

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