北海道新幹線、8月22日から訓練運転開始 来年3月の開業に向け
JR北海道は来年3月の北海道新幹線開業に向け、乗務員の習熟などを目的とした訓練運転を8月22日から実施すると発表しました。
訓練運転は全て夜間帯に
JR北海道は2015年8月22日(土)からおおむね週4回程度、北海道新幹線の訓練運転を実施すると8月7日(金)、発表しました。期間は、2016年3月に北海道新幹線が新青森~新函館北斗間で開業するまでです。
走行時間帯は、おおむね1時から3時30分まで。新函館北斗~新青森間で1晩に3往復程度の訓練運転が実施される予定です。青函トンネル部分で在来線との共用走行区間がある関係から、すべて夜間帯に実施されます。
使用車両は、JR北海道の北海道新幹線用車両H5系。新函館北斗駅を出発したのち、新青森駅で折り返して新函館北斗駅に戻るパターンで、途中駅での停車・通過を含めた様々な走行パターンを計画しているといいます。また訓練運転のほかに、列車運行オペレーションや異常時対応の教育などで、日中に新函館北斗~木古内駅で新幹線車両が走行する場合があるとのこと。
JR北海道によるとこの訓練運転では、運転士の各種運転操作習熟をはじめ、車掌によるドア操作や車内放送、駅での列車の発着に合わせたホーム柵の操作、指令による列車運行管理など、極力、開業後の運転に即した訓練を実施。「開業に向けて万全を期す」(JR北海道)としています。
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