自衛隊観艦式、総理乗艦の「くらま」から見えた風景
観艦式初参加、大空に広がった“蒼い衝撃”
そして訓練展示の最後、今回が観艦式初参加となる部隊が登場します。航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」です。
幸い、好天に恵まれたこの日。見渡す限りの青い景色に、「ブルーインパルス」が白い筆を下ろします。
「ブルーインパルス」はまず、「くらま」の左前方に編隊を組みながら大きな円を描いたのち、飛び去っていきました。
そして再び戻ってくると、6機がそれぞれ別の場所で白線を描き始めます。
海の上に大輪の花が咲きました。2004(平成16)年に空自創設50周年を記念し、追加された「ブルーインパルス」の課目「サクラ」です。
そして「ブルーインパルス」は、ハートを描く「キューピッド」を披露したのち、空の向こうへ去って行きました。これで「訓練展示」、終了です。
そして観閲艦「くらま」で安倍総理(代役)による「観閲官栄誉礼」などが行われ、観艦式は14時頃に終了。訓練展示のあとに「くらま」へ再び着艦していたヘリコプターMCH-101に搭乗し、観閲官の安倍総理(代役)らが飛び立っていきます。
このヘリコプター離着陸の際、「ダウンウォッシュ(風圧)がすごいので何か飛ばされたりしないよう、気をつけてください」という注意がありました。
実際、間近でのヘリコプターの離着陸は大きな風圧。海の上にはそのダウンウォッシュで、虹が描かれていました。
10月18日(日)に行われる観艦式本番の模様は、特設サイトなどでLIVE配信される予定です。
・自衛隊観艦式LIVE配信
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/kankan/2015/live/index.html
【了】
Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
相変わらず、アメリカさんのポチたちの茶番がやられてる
アメリカのポチであっても、茶番ではないでしょう。周辺国へのアピールには効果的です。