「いもむし」「食パン」 鉄道車両の不思議な名前

鉄道車両は動物に見えやすい?

 鉄道車両の“非公式ニックネーム”で最も多いのは、おそらく生き物をイメージしたものではないでしょうか。

 その代表的なものが、1954(昭和29)年に登場した東急の初代5000系電車「青ガエル」。丸みを帯びた愛嬌のある車体形状と、ライトグリーンの塗色から受けるイメージからのニックネームです。

 この「青ガエル」というニックネームは鉄道ファンのみならず、広く一般にも親しまれました。その車両は渋谷駅のハチ公口に保存・展示されているほか、熊本電鉄で1両だけ、いまなお現役で走っています。

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上から東急の初代5000系と営団3000系、名鉄3400系(恵 知仁撮影)。

 そのほか、動物を連想した“非公式ニックネーム”は「マッコウクジラ」(営団日比谷線3000系)、「いもむし」(名鉄3400系)などがありました。いずれも、その姿を見れば命名理由が説明不要なほど、分かりやすいネーミングです。

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コメント

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2件のコメント

  1. EF55のムーミンも仲間に入れて

  2. この緑色の電車は東急田園都市線で走っていたよね。40年前(^_^;)
    自由が丘で東横線とつないでいたはず。この電車に乗り換えると一気にローカル感に包まれのどかな気分に浸ることができたものだ。いまはもう沿線の街がモダーンな雰囲気に一変しこの田舎びた電車もそぐわなくなったろう。地方に飛ばされていたんだ。若い頃を呼び戻す手がかりがまた一つ消えて寂しいな。