「いもむし」「食パン」 鉄道車両の不思議な名前

最新技術が「弁当箱」呼ばわり

 車両に新技術を導入した結果、それが外観に表れてニックネームにつながった例もあります。

「弁当箱」というニックネームが付けられたのは、東急の初代7000系電車。日本の鉄道で初めての、オールステンレス車両です。現代の弁当箱といえばプラスチック製が多いですが、この車両が登場した1960年代は、弁当箱といえば銀色のアルミ製でした。

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上から東急の初代7000系と国鉄419系(2009年3月、恵 知仁撮影)。

 また、改造などで外観が変化し、新たにニックネームが付けられた例も。国鉄の715系・419系電車のうち、一部の車両が「食パン電車」と呼ばれました。

 この車両は、不要となった581系・583系特急形寝台電車の中間車を改造し、運転台を取り付けて先頭車にしたもの。もともと3段式の寝台車で天井が高く、車体の断面が縦長だったため、改造によって独特の、のっぺりした縦長の前面形状が誕生。その姿から「食パン電車」とのニックネームが付けられています。

【了】

Writer: 末吉史樹

小学校の校庭横をブルートレインが走り、上空をF4「ファントム」が飛ぶ環境で育つ。旅とグルメを愛し、各地の温泉やおいしい食べ物には目がない。

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コメント

2件のコメント

  1. EF55のムーミンも仲間に入れて

  2. この緑色の電車は東急田園都市線で走っていたよね。40年前(^_^;)
    自由が丘で東横線とつないでいたはず。この電車に乗り換えると一気にローカル感に包まれのどかな気分に浸ることができたものだ。いまはもう沿線の街がモダーンな雰囲気に一変しこの田舎びた電車もそぐわなくなったろう。地方に飛ばされていたんだ。若い頃を呼び戻す手がかりがまた一つ消えて寂しいな。