メルセデス・ベンツ、今年初の年間首位か 好調な国内販売、ユニークな戦略

日本で「メルセデス・ベンツ」の販売が好調です。そこには従来のイメージを覆すユニークな戦略がありました。

日本での輸入車年間首位が確実に

 ドイツの高級車ブランド「メルセデス・ベンツ」。その日本における販売が好調です。

 今年、「メルセデス・ベンツ」ブランドのクルマは、2015年10月末の時点で5万3775台の新規登録を完了。昨年まで15年連続で年間首位を独走してきたVWに対して既に7179台上回る数字で、メルセデス・ベンツが日本の輸入車新規登録台数で初の年間首位を獲得するのは間違いないとみられています。

 このメルセデス・ベンツの好調について、大きな役割を担っているのが、定番モデルである「Cクラス」。そして、フラッグシップモデルの「Sクラス」です。

昨年の夏にフルモデルチェンジを果たした「Cクラス」(画像出典:ダイムラーAG)。

「Cクラス」は、昨年の夏にフルモデルチェンジを果たしたばかりで、昨年だけで約1万6000台を販売。また「Sクラス」は1000万円オーバーと高価なモデルながら、昨年は約6500台を販売しており、これは同セグメントのシェアの半分に相当しています。「Sクラス」は、最上級仕様のメルセデス「マイバッハ」や、ラグジュアリークーペ「Sクーペ」の追加といったラインナップ強化が成功したようです。

 これらのモデルが好調に推移したことに加え、オールニューモデルとして近年、続々投入されている個性的なコンパクトモデルも充実。ダウンサイズ需要や、より個性を求める顧客の心をつかめたことも大きいでしょう。

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