東京・荒川に「異例の船団」が出現!? 多数の市民が見守る“一大レスキュー” 圧巻の連携プレーに驚いた!
2026年6月18日、東京都足立区の千住大川町で、警視庁や東京消防庁、自衛隊などが参加する大規模な災害警備総合訓練が実施されました。首都直下地震などを想定し、浸水地区からの救助訓練では、荒川に各組織の船艇が集結しました。
手早い救助訓練は歴戦の証
2026年6月18日(木)、東京都足立区の荒川右岸に広がる大川町緑地で「令和8年度 警視庁災害警備総合訓練」が実施されました。この訓練は、発生が想定される首都直下地震、風水害などといった大規模災害に備えたものです。激甚災害発生の際に、迅速・的確な救助活動を実施するための技能向上を図る目的で、毎年開催されています。
今回の訓練では「台風接近に伴う倒壊家屋等からの救出救助訓練」、「多重衝突事故現場や高所からの救出救助訓練」、「浸水地区における救出救助訓練」などが実施され、それに伴い、警視庁、東京消防庁、陸上自衛隊、海上保安庁、日本自動車連盟(JAF)、東京都警備業協会など、さまざまな機関が参加していました。
会場では警察車両だけでなく、消防車や救急車、自衛隊車両、さらにはJAFの救援車などが動き回り、災害発生時の多重事故、倒壊した家屋からの人命救助といったシチュエーションで訓練が行われていました。また、ドローンなどを通じて現場の様子を映像で中継し、的確に救助指示を行うというハイテクな救助システムも披露されました。
最後の訓練項目では、警視庁だけでなく、千葉県警察や東京消防庁、海上保安庁といったさまざまな組織の船艇が集合しました。浸水した地区の屋根の上に取り残された住民を救助するという想定で、荒川の河川中央に設置された足場から、次々と救助を行う様子を披露していました。
見学自由とされた今回のイベントには、折からの雨が止んだこともあり、多数の市民が見学に訪れていました。荒川は2040年までには洪水発生頻度が2倍になると予測されており、対策が必須の河川です。現在は「荒川水系流域治水プロジェクト2.0」により護岸工事も含めた、総合的な対策の取り組みが策定されています。
多くの機関が組織の垣根を越えて横断的に災害救助に携わる柔軟な体制を示した今回の訓練は、いざという時の切り札として大いに役立ってくれるでしょう。





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