北の鉄路に厳しい冬 安全確保に向けた取り組みを発表 JR北海道

JR北海道が、この冬の安全確保に向けた取り組みを発表しました。厳しい冬を迎える北の鉄路を守るため、さまざまな対策が行われます。

「排雪モータカー」などを新型に取り替え

 JR北海道は2015年11月30日(月)、この冬の安全確保に向けた取り組みについて発表しました。

 除雪機械については、129台が全道に配備される予定。そのうち「排雪モータカー」は6台が新型に取り替えられて、全部で56台が配備されます。「排雪モータカー」は、「モータカー」という作業用車両の先頭部に、走りながら雪を線路外へ押しのけるための「ラッセル装置」を取り付けた除雪機械です。

 また「排雪モータカー」に、雪を強制的にかき寄せて線路外へ吹き飛ばす「ロータリー装置」を取り付けた「排雪モータカーロータリー」については3台が新型に取り替えられ、全部で65台が配備される予定です。

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JR北海道が今冬に配備する除雪機械(写真出典:JR北海道)。

 そのほか、「ラッセルモータカー」は4編成(8台)を配備。「排雪モータカー」を2台連結して運転できるようにしたもので、出力の向上によって「排雪モータカー」より高速での除雪作業が可能とされています。

 JR北海道はこれら除雪機械について、「特性や機能を最大限に活かす除雪計画を立てます」としています。

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