「金太郎アメ」は過去の話? 変わる私鉄経営、そのセオリー

私鉄沿線はそのグループ企業の店舗が多く、それが私鉄経営のセオリーでもあります。このため、どの駅も似た風景で「金太郎アメ」のようだともいわれますが、近年、そのセオリーが変化しつつあるようです。

「どこを切っても金太郎アメ」は通用しない?

 今後の日本は少子高齢化が進み、鉄道利用者の全体数も減ると予想されます。そして鉄道各社は、いかに自社沿線へ利用者を引き止められるか、その競争にさらされます。

 近年は各社間での相互直通運転が増え、どの沿線に住むのかの選択について自由度が高まりました。

 さらに人々のニーズも細分化。街の人口構成や雰囲気も速いスピードで変化しています。かつてのように、その鉄道会社の路線ではどの駅に降りても同じ雰囲気、という「どこを切っても金太郎アメ」のような開発手法では、人々のニーズをつかみきれない状況が生まれつつあるといえます。

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緑豊かな地域性をモチーフにした「エトモ中央林間」(2014年12月4日、末吉史樹撮影)。

 東急が進めている「いい街 いい電車プロジェクト」は、そうした状況に対応するもの。前述した「エトモ中央林間」はこのプロジェクトの一環で開発されています。

 中央林間エリアは会社員や主婦、ファミリーから学生まで、利用者層が幅広いという特徴があります。駅直結の商業施設に、誰でも気軽に立ち寄れるフードコートを設けたのもそのためです。さらに緑豊かな地域性を反映し、施設には木をモチーフとして多用するなど「その駅ならでは」の個性をアピールしました。

 ちなみに「カレーショップC&C 中央林間店」では、定番メニューのほかに「牛しゃぶカレーうどん」「朝定食(カレー付)」「お子様セット」など6つの店舗限定メニューも用意。駅独自の個性づくりに一役買っています。

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コメント

1件のコメント

  1. 東急が京王C&Cに知名度やショップ数で勝るカレーショップを持っておらず

    今後もそのような展開予定がないなら来てもらうのは賢明な選択だとは思う。

    恐らく東急サイドは京王という事も意識してはいないだろうし、

    鉄道事業者が自社客を取り込むためにエキナカでコラボをするのはそう問題ではないような気がする。

    今や東急は不倶戴天の敵であった西武の一日乗車券を売ったりスキー場の共通リフト券を出す時代、

    箱根山などと言ってる時代じゃないのでしょう。

    (としても京王は東急の味方だった訳で)

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