中国念頭、航空団51年ぶり新設 那覇の戦闘機部隊が倍増

航空自衛隊・那覇基地の戦闘機部隊が増強され、第9航空団が新たに発足しました。「航空団」の新設はおよそ半世紀ぶり。背景にはスクランブル回数がここ数年で4倍になるといった、東シナ海方面の状況があります。

重要な「日本を見せる」こと

 領空侵犯などの可能性がある場合、「こちらの姿を見せることが重要」と関係者は話します。そうした対応を行えないと、相手につけいる隙を与えることになるからです。飛行場を建設するなど中国が実効支配を進めようとしている南シナ海のように、「“いつのまにか”ということになりかねない」といいます。

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若宮防衛副大臣から第9航空団の川波司令に指揮官旗が授与された(2016年1月31日、恵 知仁撮影)。

「今後も、地元の方々のご理解を得つつ、常に精強な部隊を維持し、国民の信頼を得た抑止力として存在し続けるよう努力していきたいと考えております」(川波清明第9航空団司令)

 なお2016年3月28日には、沖縄県与那国町に陸上自衛隊の与那国駐屯地が設置される予定です。中谷 元防衛大臣は第9航空団の新設と合わせて、南西方面の防衛体制強化を目に見える形で示すものとしています。

【了】

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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