「孤独のキャンプ」の良き相棒!? 中高年ライダーに大人気のバイク「アドベンチャー」って何?
昨今「アドベンチャーバイク」というカテゴリーが人気となっています。ワインディングからオフロードまでどんな道でも走れる走破性と、二輪車としては比較的優れた積載能力を兼ね備えている点が評価されているようです。
日本で人気の小排気量アドベンチャー
筆者(石津祐介:ライター/写真家)もオートバイに乗っていますが、長距離ツーリングが好きなため、以前はヤマハのオフロードバイク、TT250Rの長距離ツーリングモデル「TT250R Raid」を所有しており、現在はスズキのアドベンチャーモデル「Vストローム250」を所有しています。このオンロード寄りのアドベンチャーバイクは、40代以上のいわゆる「リターンライダー」に大人気で、ツーリングに行くと必ずと言えるほどよく見かけるバイクです。
なお、筆者が思うに、、最近のアドベンチャー人気は、「終(つい)のバイク」として選ぶユーザー層が多いからではないでしょうか。若い頃は、スポーツバイクやオフロードバイクなど色々なバイクに乗ったけど、最後に乗るバイクはツーリングもキャンプもこなせて、どこでも走れるユーティリティー性が高いバイクがいいと、アドベンチャーを選ぶライダーも多くいます。
アドベンチャーバイクは、ツーリングとキャンプや登山などアウトドアでのアクティビティを楽しんだり、その様子をSNSにアップしたり、またカスタムを楽しんだりと、バイクを中心に中高年の趣味嗜好にジャストフィットしているからこそ、人気を集めているのではないでしょうか。
跨れば冒険心をかき立てる、そんな魅力がアドベンチャーにはあります。どこまでもどんな道でも走ってくれる旅の相棒、たとえるならそういったバイクです。2025年は各メーカーから新モデルも発売も予定されているため、個人的にも注目したいジャンルの1つです。
Writer: 石津祐介(ライター/写真家)
専門誌を中心に、航空機の取材、撮影を行うライター、写真家。国内外を問わず世界各地の空港やエアショーなど取材。航空機以外にも野鳥、アウトドア、旅行など幅広いジャンルの取材を行っている。
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