電車1本で案内カオス!? 鉄道3社が集まる「西船橋」は6番線がおもしろい! 直通境界駅だけのちょっと変わった光景とは

JR東日本・東京メトロ・東葉高速鉄道が乗り入れる西船橋駅は、各社の直通運転の境界駅です。路線と発着番線が複雑なため、看板の表記や案内もこの駅でしか見られない、ユニークで複雑なものになっています。

南口と北口の看板は「F」が違う

 コンコースを見渡すと乗り換え改札機があちこちに設置されており、JRとメトロ・東葉高速のエリアは完全に分離されています。コンコースが分かれているなら、入出場用の改札も当然別々で、1~4番線と京葉・武蔵野線はJRエリア、5~8番線はメトロ・東葉高速エリアと明確に分かれています。

 しかし、ここで疑問が。東西線から総武線各停へ直通する電車(津田沼行き)は、メトロ・東葉高速エリアの5・6番線から発車します。JR区間を走る電車に乗るために、5・6番線ホームに通じるメトロ・東葉高速の改札から入場して大丈夫なのでしょうか。

 これについて、交通系ICカードでメトロ・東葉高速の改札から入場して問題ないとのこと。なお、紙のきっぷで乗車する場合は、有人改札を通らなければならないそうです。西船橋の乗り換え改札と直通運転の関係は複雑ですので、機会を改めて紹介できればと思います。

 ちなみに5~8番線側のコンコースやホームが東京メトロ仕様で、ホームで勤務する駅員さんも東京メトロの制服を着用しているので、もちろん改札の窓口もと思ったら……こちらはJR東日本の駅員さんのようです。よく見ると、入出場用の自動改札機もJR仕様のものに水色のラッピングをしているような雰囲気。

 そして西船橋駅の駅舎は北口と南口の2つがありますが、それぞれ看板のデザインも異なります。北口はJR仕様、南口はメトロ仕様となっており、船橋のローマ字表記の「F」が北口は大文字、南口は小文字であるほか、フォントが異なるため小文字の「a」などに形の違いを見ることができます。

 反対側の境界である中野とはひと味違った「混ざり具合」を見ることができる西船橋駅。他にはない見どころが多くありました。

【3社入り乱れ】これが西船橋駅「6番線」の複雑案内です(写真)

Writer:

幼少期、祖父に連れられJR越後線を眺める日々を過ごし鉄道好きに。会社員を経て、現在はフリーの鉄道ライターとして活動中。 鉄道誌『J train』(イカロス出版)などに寄稿、機関車・貨物列車を主軸としつつ、信号設備や配線、運行形態などの意味合いも探究する。多数の本とNゲージで部屋が埋め尽くされている。

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