米空軍、磁気浮上式で世界最速を記録 目標マッハ10、何を目指すのか

アメリカ空軍が「磁気浮上式」で時速633マイル(1018.7km/h)という世界記録を達成しました。なぜそのようなものを、空軍が開発しているのでしょうか。

目指すはマッハ10 しかし「夢の乗りもの」になる可能性は希薄

「マグレブ スレッド システム」開発チームのモットーは「マッハ10を目指せ」だといいます。マッハ10とは音速の10倍、すなわち地表面において1万2250km/hに匹敵するものです。実用化されたら、まさに「夢の乗りもの」となるように思えるかもしれませんが、その開発を担当する第846試験隊の任務を考えると、残念ながらその望みは「薄い」と言わざるをえません。

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「ホロマン ハイスピード トラック」にて、F-16戦闘機の飛行を模して行われた射出座席動作試験の様子(写真出典:アメリカ空軍)。

 第846試験隊は、新たに開発された航空機搭載システムなどを、実際に飛行する機上で試験を行う前に、地上で高速環境を構築し試験・評価することを任務としており、このため「ホロマン ハイスピード トラック」と呼ばれる約15.5kmの2本のレールと、6.2kmの第三軌条(走行レールとは別に、車両の動力源となる電力を供給する導電レールのこと)を保有しています。

 この「ホロマン ハイスピード トラック」は、ロケットを搭載したソリを最大400Gで加速させることができ、2003(平成15)年4月30日には一種の鉄道として史上最速の1万385km/hを達成。「マグレブ スレッド システム」は、将来的にこの「ホロマン ハイスピード トラック」を置き換えることを目的にしているものと推測されます。

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コメント

1件のコメント

  1. すいません、私の頭ではモーガン中佐のコメント、理解出来ません。

    「此のシステムは、個々の部品を実機に装着する前の予備試験として有用だ」

    との理解でよろしいのでしょうか?

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