「渋滞するに決まってるじゃん」な構造を変えられる? 首都高“渋滞を半減させます”宣言 どうやって?
首都高が2040年をめどに、今よりも渋滞を半減させることを宣言。周辺道路の整備で更なる渋滞緩和が見込まれるものの、それでも渋滞が残るとされる箇所は、手の施しようがないようにも見えます。どう改良していくのでしょうか。
余裕ないしムリでしょ、で諦めない?
こうした構造はもちろん、都心部ならではの限られた用地や施工条件の制約によって生じたもので、開通にこぎつけたこと自体が“ウルトラC”とも呼べるところばかり。むしろ、何か改良の仕方があるのでしょうか。
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「そこが知恵の出しどころです。現状では手の施しようがない場所でも、周辺の再開発とともに改良を行う、あるいは首都高の更新事業(老朽化した道路の造り替え)とともに周辺の再開発を行う、といった方法も考えられます」(首都高速道路 計画・環境部長 草壁郁郎さん)
つまり、抜本的な構造改良を行うには、その周辺も変わる機会を捉えて一気に行わなければ難しく、首都高の更新などを契機に自治体などが連携していくパターンもあり得るというわけです。
現在進められているC1の日本橋区間の地下化や地下新線「新京橋連結路」の新設事業などは、道路の更新とともに渋滞対策、周辺の街づくりなど複数の事業が一体となって進められています。
大橋JCTの合流渋滞が顕著な3号渋谷線については、その先のボトルネック箇所となっている池尻・三軒茶屋出入口付近の更新とともに、付加車線を設置して渋滞の解消にもつなげる計画です。
「渋滞するに決まってる」と思われていた構造を改良した例もあります。C2と6号線が合流する「堀切JCT-小菅JCT間」、5号線が合流する「板橋JCT-熊野町JCT」は、2車線の2路線が合流するのに「3車線」しかない、つまり「2+2=3」という不条理な構造でしたが、いずれも2018年に4車線化され、ボトルネックが解消しています。
首都高はこうした「将来においても、渋滞が残存する箇所について、合流部など主要渋滞箇所の交通容量増加のための検討を進めます」としています。
15年後バブル世代も後期高齢者。その下の氷河期を最後に人口が駄々下がり。自動車保有数が下がるからだろ。
後は自動運転化。
既存のインフラを維持するだけで渋滞なんか減るんじゃね。というか大幅な通行料値上げせずに補修維持費が確保できくなるんじゃね
首都高ってなぜか昔は平面でのJCTつくるときに、2車線同士が交わるのにJCT部を3車線で作る欠陥設計だったよね(堀切JCTとか)。
2+2=4という簡単な計算もできずに作ったおかしなJCTを子孫の我々が尻拭いしてる状態だわ。