東武線に「近未来的な新型車両」登場!既存の車両も“大改造”へ 野田線が激変!?
大宮駅と船橋駅を結ぶ東武アーバンパークライン(野田線)に、2013年登場の60000系に続く新型車両がデビューします。
既存の60000系も「大改造」へ
車内のドア上に設置された旅客案内表示器は、17.5インチの2画面LCDで、全ドア上にはなく、千鳥配置となっています。1 画面で行先案内や運行情報を表示し、もう1画面で広告を表示する形です。1画面のLCDが全ドア上に設置されている60000系と比べると、旅客案内表示器は大きく異なっています。
東武鉄道の車両部車両企画課の担当者は「今後、60000系も80000系と仕様を合わせるため、2画面LCDを千鳥配置で設置する改造を実施します」と話します。
80000系は5両編成×25編成(125両)が、2025年3月8日(土)から順次導入される予定。60000系は6両から5両に短縮する改造を施した上で引き続き運用され、野田線は最終的に60000系と80000系に統一される見込みです。
80000系25編成のうち、18編成は4両で新造し、1両は60000系で不要になった車両を組み込むことで5両編成を組成する形となります。なお、今回報道公開された81501Fは、5両全車が新造車です。
60000系の5両編成化工事は、内装や床下機器を含めた大掛かりな改造になるとのこと。現在、既に一部の車両が近畿車両に入場し、改造工事を行っているそうです。5両化に合わせて、先述の「たのしーと」設置やLCDの変更も実施されます。さらに座席モケットが80000系と同じものに変更されるほか、客室灯や車体側面のLEDの更新なども実施される見込みです。
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