「日本市場意識バリバリ」なEVバス最大手メーカーの新型車両出現! で、どこが“日本仕様”?
BYDの新型EVバス「J7」が公開されました。同メーカーはかなり日本市場を意識しており、同バスもその方針を強く印象付けるものでした。
日本仕様をわざわざ作る理由
まずはボディサイズです。J7は日本で最も求められている中型路線バスと同程度のサイズであり、「バス」と聞いて日本で最も馴染みのあるサイズ感と言えます。
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そしてフルフラットな床を持つ車内も日本市場を意識した設計です。日本の路線バスの多くは子供や高齢者の乗り降りのしやすさや、車イスユーザーの使いやすさを考えて床はフルフラットとなっています。J7も、もちろんフルフラットとなっています。このあたりは2014年にEVバスを導入した際の学びが起源となっています。
BYDの話によると同メーカーは最初海外市場でも販売してい大型バスを日本市場でも売り込もうとしましたが、大きなボディサイズとステップがあることが受け入れられず販売状況は芳しくなかったとのこと。
そこで、日本ユーザーからの声を聞いて日本独自の専用設計モデルとして開発し投入したのがJ6でした。このときの経緯は今回のJ7の設計にも活かされており、BYDの日本におけるバス開発は“郷に入っては郷に従え”の精神で行われているのです。
アフターサービスに関しても日本市場を強く意識しています。現在BYDは国内6拠点に商用車向けの事業所を置いていて、サービス関連のサポート業務を実施しています。
さらに、24時間365日対応のロードサービスの運用も昨年から開始しています。様々な人が乗る商用車だからこそ、安心できるサポート体制は購入する時の重要なポイントと言えます。こういった側面もBYDはしっかりと理解して日本での展開をしているようです。
CHAdeMOと書いてキャスモと読むのでしょうか?
チャデモだと思っていましたが…
チャデモじゃね?