「えっ、そこ滑走路じゃないですけど!?」 ニュージーランド空軍のC-130輸送機、草原に“超絶ダイナミックな着陸”を披露 どうしてそんなところに降りた?
まさに有終の美を飾りました!
60年の歴史に幕
ニュージーランド国防省は2025年2月19日、空軍に所属する輸送機C-130H「ハーキュリーズ」が住宅地に囲まれた草原に着陸する映像を公開しました。

映っているのは、ニュージーランド空軍第40飛行隊所属の機体(NZ7001)で、同空軍が初めて受領したC-130Hです。この機体は、1965(昭和40)年に運用が開始され、以降60年にわたり人員や物資の空輸といった数々の任務に従事してきました。
そんな同機が今回着陸したのは、ニュージーランド南島中部のクライストチャーチにあるニュージーランド空軍博物館の敷地です。実はこの機体は、後継機C-130Jの就役を受けて退役し、60年にわたる運用の歴史を終え、空軍博物館に収蔵されることとなったのです。そこで、同機のラストフライトとして、空軍博物館に直接降り立ったというわけです。
コメント