「どこ行っても踏切」が変わる!? 神奈川の「急成長ターミナル駅」にアンダーパス開通 ららぽーと&“先輩SC”が直結へ

神奈川県海老名市が海老名駅前で整備を進めてきた市道「上郷河原口線」が2025年3月6日に開通します。駅の東西を結ぶアンダーパスの完成です。

線路だらけの巨大ターミナル「海老名」攻略ルートが!

 神奈川県海老名市が海老名駅前で整備を進めてきた市道「上郷河原口線」が2025年3月6日に開通します。駅の東西を結ぶアンダーパスの完成です。

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海老名駅。手前が建設中のアンダーパス(画像:Google earth)。

 海老名駅に近い海老名市立中央図書館の西側に、JR相模線をくぐるアンダーパスができます。線路の北側は、海老名駅西口の「ららぽーと海老名」に通じる市道を経て県道(相模原茅ヶ崎線)に、南側は駅東口に通じる「厚木街道」に接続します。

 海老名駅はJR相模線と小田急に加え、2023年には東急との直通線も開業した相鉄が乗り入れる一大ターミナル駅です。JR駅側の西口と、小田急・相鉄側の東口の間には小田急の車両基地があり、歩行者は長い連絡通路で駅の東西を行き来しています。

 しかし、クルマで駅の東西を行き来する場合は、駅周辺のどこかしらで相模線の踏切を渡る必要がありました。アンダーパス開通は駅の東西アクセスの向上、周辺渋滞の緩和、緊急車両の通行校の円滑化や、住民の新たな避難ルートとしての役割も期待されています。

 駅東口には、ららぽーとより早く開業した小田急系のショッピングセンター「ビナウォーク」があり、駅を挟んだ連絡通路でつながっていることから、両施設は近年、共同でセールを実施するなどしています。アンダーパスの開通で、いよいよクルマでの両施設の行き来もしやすくなりそうです。

【これはナイス!】開通する「海老名駅アンダーパス」(地図/画像)

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