「ジムニー」の代わりに中古のアメ車はいかが?「コスパ悪すぎ!」とも言えない理由とは
納期の長期化が常態化しているスズキ「ジムニー」。即納を求める人はプレ値の中古車を買うのではなく、新車を契約したのち、納車までは繋ぎに中古車を買うのがおススメです。そこで、あえて性格が真逆のクルマを選ぶのはどうでしょうか。
「ジムニー」では味わえない性格のクルマを保有するチャンス!
「ラングラー」は、第2次世界大戦で重宝され、すべてのクロカン4WDの始祖といえるウィリス「MB」の直系の子孫です。その悪路走破性能は「ランドクルーザー」や「ランドローバー」と肩を並べるもの。耐久性も高く、基本的には丈夫なクルマですので、コンディションの良いクルマを選べば低年式でも不安は少ないでしょう。

全国には「ラングラー」を得意とするアメリカ車専門店やSUV専門店がたくさんあり、メンテナンスやパーツ供給の面でも心配はありません。また、人気車種でもあるので手放すときも安く買い叩かれる心配が少ないようです。
「ジムニー」と比べると車体サイズは異なるものの、期間限定の所有と割り切るなら、軽量・コンパクトな「ジムニー」とは真逆の性格のクルマ、大排気量の「ラングラー」を体験してみるのもよいでしょう。
安価な中古車ならば初期投資は小さく、身代を潰すほどのリスクを背負うことにはなりません。仮にクルマ選びに失敗したとしても、売り払って別の安価な中古車に買い直せば、「キズ」は浅くて済みます。なお、しっかりした中古車店でそれなりのコンディションのクルマを選べば、そうそう失敗はしないものです。
「ジムニー」の購入を考えている人は、納車までの繋ぎとして期間限定で中古の「ラングラー」を楽しむというのも悪くない選択だと思うのですが、いかがでしょうか。
Writer: 山崎 龍(乗り物系ライター)
「自動車やクルマを中心にした乗り物系ライター。愛車は1967年型アルファロメオ1300GTジュニア、2010年型フィアット500PINK!、モト・グッツィV11スポーツ、ヤマハ・グランドマジェスティ250、スズキGN125H、ホンダ・スーパーカブ110「天気の子」。著書は「萌えだらけの車選び」「最強! 連合艦隊オールスターズ」「『世界の銃』完全読本」ほか」に
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