「ジムニー」の代わりに中古のアメ車はいかが?「コスパ悪すぎ!」とも言えない理由とは

納期の長期化が常態化しているスズキ「ジムニー」。即納を求める人はプレ値の中古車を買うのではなく、新車を契約したのち、納車までは繋ぎに中古車を買うのがおススメです。そこで、あえて性格が真逆のクルマを選ぶのはどうでしょうか。

大排気量のアメ車でも貨物車登録なら維持費はかからない

 とはいえ、貨物車登録だとデメリットがあるのも確か。具体例を挙げると、車検期間が乗用車であれば2年に1回なのに対して毎年(1年更新)になる、自賠責が高くなる、高速道路の料金が中型となり割増となる、任意保険に年齢条件を付けられないことがある、などでしょう。

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TJ型ジープ「ラングラー」。1996年から2006年にかけて生産された「ラングラー」としては2世代目に当たるモデル。このモデルから日本仕様は右ハンドル化された(画像:ジープ)。

 しかし、「ジムニー」納車までの短期間しか乗らないのなら車検期間が1年でも問題はないでしょうし、自賠責は年間8825円から1万6900円へとたしかに上がりますが、自動車税を大幅に節税できるのですから差し引きで考えれば損にはならないはずです。

 また、高速代は普通車の1.2倍の割増となりますが、高速道路の使用頻度が少ない人なら大きな問題になりません。1ナンバー車の任意保険は全年齢保証のみとする保険会社が多いのですが、なかには「こくみん共済」のように年齢条件を設定して割引を受けられる保険会社や共済も存在します。

 実燃費は「ジムニー」が12km/L、「ラングラー」が6km/Lで、ともにレギュラーガソリンを使用します。ガソリン価格を180円/Lとすると、1年間に8000km走行する人で「ジムニー」が12万円で「ラングラー」が24万円。長期に渡って所有し続けるならともかく、期間を区切って乗るなら許容範囲でしょう。

【高い? それとも安い?】これが「ジムニー ノマド」の見積書です

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