どれだけ乗っても大丈夫!? 東日本で初めての“運賃カンスト”サービス、横浜市交が導入

横浜市交通局が、タッチ決済で市営地下鉄を利用した際に、1日の請求額の上限が740円となる新サービスを始めます。

上限額は1日乗車券と同額

 横浜市交通局は2025年3月10日、タッチ決済で市営地下鉄を利用した際に、1日の請求額の上限が740円となる新サービスを始めると発表しました。1日あたりの上限額以上を請求しないサービスは、東日本・首都圏では初といいます。

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横浜市営地下鉄ブルーラインの3000N形電車(大藤碩哉撮影)

 始発から終電までに乗車した運賃の総額が740円を超えた場合、超過分を割り引きます。例えば横浜市営地下鉄の初乗り運賃210円で利用した場合、1日4回(840円)以上でお得になる計算です。

 なお、740円までは交通系ICカードと同額の1円単位運賃が適用されます。この740円は、市営地下鉄1日乗車券と同じ金額です。

 新サービスは、3月12日(水)に横浜市営地下鉄ブルーラインとグリーンラインの全40駅で開始。タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードを設定したスマートフォンなどで利用できます。

 なお、小児運賃や身体障害者等割引の適用はありません。また、新サービスが適用された場合を含め、タッチ決済は振替輸送の対象外です。横浜市営バスも新サービスの対象外です。

【上限でストップ】これが新サービスの運賃請求イメージです(画像)

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