羽田空港T2拡張、実は「乗り方の常識」が通じなくなる? 「離れ小島の空港ビル」解消が“手放しで喜べない”ワケ
本館と「離れ小島」になっていた北側サテライトが接続し、大きく変わった羽田空港第2ターミナル。ただ、利用者にとっては、手放しで「便利になった」とは言い難いケースもあるようです。
保安検査場締め切り時刻にいったら間に合わないかも…?
そのため利用する飛行機が47~49番搭乗口から出発する場合、「出発時刻の20分前」に出発保安検査場を通過しても「10分前に搭乗口に着くこと」は困難です。
もし「保安検査を20分前に受ければいいや」とのんびり構えていると、搭乗保安検査場通過後に「○○にご出発の○○さま~」と、自分の名前が連呼されていて、地上係員とともに搭乗口まで全力疾走することにもなります。
もちろん、これまでの連絡バスで北側サテライトにアクセスしていた時期でも、出発保安検査場から搭乗口までの移動に時間がかかるという課題はありました。しかし接続部の完成で47~49番搭乗口がこれまで以上に本格運用されるようになれば、その課題はよりクローズアップされてくることになるのではないでしょうか。
ただ単純に「遠い」と言われても、実際にどのくらい遠いのか、ピンとこない方もいらっしゃると思います。そこでこのターミナルの保安検査場Aから47~49番搭乗口までの距離は、ほかの空港ターミナルと比べ、どのくらい遠いのか、比べてみましょう。
※一部修正しました(3/28)
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