ダイヤ改正が「住まい選び」に影響!? “勝ち組駅”はどこなのか 物件の問合わせ数に影響も
つくばエクスプレスは「あの駅」が躍進。
「快速停車」で物件問合わせ数20%アップも
不動産・住宅情報サービスを展開するライフルホームズは、首都圏で実施された鉄道のダイヤ改正(2022~2024年の間)で利便性が変化した駅や路線を対象とした、賃貸物件への問合せ数と家賃相場の動向についての調査結果を明らかにしました。

この調査によると、つくばエクスプレスの八潮駅は、2024年3月ダイヤ改正で新たに快速列車の停車駅となり、周辺の賃貸物件への問合せ数が約20%アップしたとのこと。家賃相場も上昇傾向にあるとしています。また、2025年3月16日に実施されたダイヤ改正では、八潮始発の秋葉原行き普通列車が1本増発されており、さらなる問合せ数の増加も期待されると指摘しています。
通勤快速が廃止され、快速も大幅に削減された京葉線では、ダイヤ改正直後、直通先の内房・外房地域における大部分の駅で物件問合せ数が減少。その後に実施されたダイヤ変更で八幡宿駅や五井、鎌取、大網で問合せ数が回復したものの、蘇我や浜野、姉ヶ崎、木更津、茂原では前年水準を下回ったままにあるそうです。
このほか、2022年11月のダイヤ改正で停車本数が増加した京急本線の青物横丁や平和島は、ダイヤ改正を境に問合せ数が前年から大きく伸長。賃料相場も上昇傾向にあるとしています。
コメント