四国の「絶対渋滞するよねココ!なポイント」ついに4車線化 逃げ場ナシのノロノロが大変化!? 松山道

NEXCO西日本は2025年3月26日、4車線化工事を進めている松山道 伊予IC-内子五十崎IC間の一部が4月19日6時に4車線化すると発表しました。

今や四国の定番渋滞ポイント「明神山トンネル」4車線化

 NEXCO西日本は2025年3月26日、4車線化工事を進めている松山道 伊予IC~内子五十崎IC間の一部が4月19日6時に4車線化すると発表しました。

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4車線化する伊予IC~内子五十崎IC間の一部。繁忙期にノロノロ渋滞が発生(画像:NEXCO西日本)。

 4月に先行開通となるのは、伊予IC~内子五十崎IC間24kmのうち、中山スマートIC前後の6.3kmです。下り線(西行き)の渋滞ポイントとなっている明神山トンネルが4車線化されます。

 下り線の明神山トンネル付近は、特にゴールデンウィークやお盆といった繁忙期に5~10kmの渋滞が発生する“定番ポイント”の一つとなっています。

 というのも、中山スマートICにかけて2.9~5.0%の上り勾配となっているうえに、追い越しができない暫定2車線であるため、速度低下に起因するノロノロ渋滞が起こりがちなのです。

 現道に並行して2車線分が新たに建設されることで、上下線が分離され、追い越しも可能になることから、渋滞の緩和や重大事故の減少が期待されています。

 この伊予IC~内子五十崎IC間はアップダウンが激しい山間部で、上り線では袋ロ(ふろく)トンネル付近も、同じ構造で繁忙期に渋滞が発生しがちです。ここも4車線化事業が進められています。

 ちなみに、2025年ゴールデンウィークの同区間は、下り線が5月3日・4日、上り線が4日・5日のみですが、やはり5~10kmの渋滞が予測されています。

【画像】ここが4車線化されます

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