「15年ぶり誕生の独立系航空会社」がついに”新路線”開設! 同社トップが「空飛ぶ北前船」と称する就航地とは
新潟空港を拠点とし、2024年に運航を開始した地域航空会社のトキエアが、新路線「新潟~神戸線」を開設しました。トキエアが関西地方に定期便を就航させるのは、これが初めてです。
週4往復で運航スタート
新潟空港を拠点とし、2024年に運航を開始した地域航空会社のトキエアが、2025年3月30日に新路線「新潟~神戸線」を開設しました。トキエアが関西地方に定期便を就航させるのは、これが初めてです。

同社は国内で15年ぶりに誕生した独立系航空会社(JAL・ANAなど既存航空会社のグループ会社ではない)で、欧州ATR製のプロペラ機を用いて、新潟~札幌・丘珠、仙台、中部線を開設しており、この新潟~神戸線が4路線目となります。新潟~神戸線は金、土、日、月の週4運航で、それぞれの日に1往復ずつ運航されます。
同路線初便となる30日のBV503便には50人が、その折り返しで、神戸発初便となったBV504便には49人が搭乗。両便ともに、旅客機は同社の2号機、ATR72-600「JA02QQ」が使用されています。
神戸空港では乗客には記念品の配布があったほか、搭乗ゲートで同社の阪口葉子会長などが挨拶。同氏はかつて北海道から新潟、九州を回り、神戸に寄港していたという「北前船」について触れたうえ、「トキエアはまさに現代の『空飛ぶ北前船』でございます」とコメントしています。
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