超音速OKなロシア戦略爆撃機 ウクライナが撃墜 手段はミサイルじゃなかった!
ドローンの脅威、陸海空すべてで拡大中。
着陸直後の無防備な状態を狙って
ウクライナ国防省は2025年4月9日(水)、ロシア空軍のTu-22M3戦略爆撃機を撃墜したと発表しました。

詳細は明らかにされておらず、戦果を挙げた日時も「数日前」という形でぼかされています。ただ、撃墜の仕方は、飛行場に着陸したばかりの機体に自軍の自爆ドローンが攻撃し、破壊に成功したといいます。
Tu-22M3は、ロシア空軍が運用する戦略爆撃機の一種であるTu-22Mシリーズの最新モデルです。可変翼構造なのが特徴で、超音速飛行も可能です。日本ではNATO(北大西洋条約機構)が付与したコードネーム「バックファイア」の愛称でも知られています。
ウクライナ国防省では、今回の撃破でロシア軍が被った被害額は推定で約1億ドルと見積もっています。
なお、ウクライナ軍最高司令官のオレクサンドル・シルスキー将軍のSNSによると、同軍は3月だけでも7万7000以上のロシア軍目標をドローンで破壊しているとのこと。攻撃に成功していないドローンも存在するはずなので、それ以上、かなりの数のドローンを戦闘に用いていると言えるでしょう。
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