ロシア軍のヘリコプターが“一網打尽”に? 「ハイマース」の凄まじい威力とは 「18万個の弾片」が降り注ぐ

様々な目標に対して「ハイマース」が使用されているそうです。

「ハイマース」の凄まじい威力を捉えた映像が公開

 ウクライナ国防省は2025年3月24日、ロシア本土のベルゴロド地域で、ロシア軍のKa-52攻撃ヘリコプターとMi-8ヘリコプターを、高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」によって撃破する様子を捉えた映像を公開しました。

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Ka-52攻撃ヘリコプター(画像:ロシア国防省)

 同省によると、「ハイマース」から発射したM30A2ロケット弾でKa-52とMi-8を2機ずつ、計4機破壊したとしています。このM30A2ロケット弾は、アメリカがクラスター弾の代替として開発したオルタナティブ弾頭と呼ばれるもので、18万個のタングステン弾片を飛散させて目標を破壊します。

 今回破壊されたロシア軍のヘリコプターは、地上に駐機されている時に「ハイマース」の標的となった模様です。

 今回破壊されたKa-52は、メインローターが上下に2組あり、尾部ローター(回転翼)がない二重反転式と呼ばれる構造が特徴。ロシア空軍の主力攻撃ヘリとして全面侵攻当初から投入されていますが、すでに多くの機体が失われています。

 ただ、2023年にウクライナ軍が南部ザポリージャ州で実施した大規模反攻の際は、有効に運用され、ウクライナ軍に打撃を与えました。新型の対戦車ミサイル「LMUR」が装備されるようになったほか、戦訓を反映して大幅な改造を施した派生型「Ka-52M」も確認されています。

 Mi-8は、約1万2000機以上が製造された旧ソ連製の傑作軍用ヘリコプターです。日本でも、首都圏を中心に航空事業や測量事業などを営む朝日航洋が民間用として1機を導入しており、この機体が埼玉県にある所沢航空発祥記念館の格納庫に保存されています。

【画像】ロシア軍のヘリコプターが「一網打尽」にされる瞬間

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