県都の悲願「高速から一直線で新幹線」LRT延伸も視野! 東北道“大谷スマートIC”いよいよ工事着手も開通は延期に

宇都宮市で、市街地の最寄りとなる東北道「大谷スマートIC」を建設する動きが進展しています。2025年4月以降に一部の工事着手が予定されています。

半分は「用地取得が完了!」

 宇都宮市で、市街地の最寄りとなる東北道「大谷スマートIC」を建設する動きが進展しています。2025年4月以降に一部の工事着手が予定されています。

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LRTの延伸も計画されている宇都宮・大谷街道の護国神社付近。ここから約3km先に大谷スマートICが建設される(乗りものニュース編集部撮影)

 大谷スマートICは、東北道の鹿沼IC-宇都宮IC間で計画されている“本線直結型”のスマートICです。鹿沼IC-宇都宮ICのほぼ中間にできます。両ICはともに“街外れ”に位置するうえ、約12kmも離れているため、市街地から東北道へのアクセス性向上が期待されています。

 しかもその場所は、新幹線駅である宇都宮駅西口から真っすぐ延びる大通りの延長線上「大谷街道」と東北道が交わる地点。大通りには宇都宮ライトレール(LRT)の“西側延伸”が計画されており、そのまま大谷スマートICや、鹿沼市方面へ延ばす構想もあります。

 大谷スマートICは交通の結節点としての役割も担うだけでなく、大谷地区自体が、「大谷石」の産地として石を切り出した跡の巨大な地下空間が観光地となっているため、観光振興の面でも大きく期待されています。

 さて、スマートICは2015年に事業許可されたものの、用地取得が難航し、開通予定が複数回延期されています。しかし、下り線については用地取得が完了したため、先行して工事着手するそうです。

 一方の上り線は、ランプが住宅街を貫通することから用地取得が難航。開通目標も再度延伸され、「2029年度以降」を目指すということです。ちなみに、上り線ランプは大谷街道からやや北側、とちぎ健康の森入口付近に接続し、拡幅が予定されている市道(中丸野沢線)を介して大谷街道に出る形となります。

 大谷スマートICの整備により、宇都宮の中心市街地までは10分以内に行き来が可能となる計画です。

【「建設反対」も目立つ】「大谷スマートIC」の位置(地図/現地写真)

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