クルマ選び、今後は「性格」が決め手に? 「自動運転」の鍵、開発本格化

自動車メーカー各社が、「人工知能(AI)」の開発を相次いで本格化させています。将来、「性格」が“クルマ選びのカギ”になるかもしれません。

実はもう、結構近くなっている自動運転 しかし最後のピースが…

 数年前、自動運転の試験車両が屋根の上に、丸いドームを設置していたことを覚えている人もいるでしょう。グルグル回るものもありました。あれが「レーザースキャナー」です。

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2013年10月にトヨタが発表した自動運転技術の実験車。屋根の上にレーザースキャナーが見え、稼働中はこれが高速で回転していた(写真出典:トヨタ)。

 しかし、量産車の屋根にあのような大きなものを置くわけにはいきません。それを、なんとか見栄えに影響のないように小さくして、しかも安くしようと、自動車業界をあげての開発競争が進んでいます。

 2016年5月、横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展」において、欧州の自動車部品サプライヤーであるヴァレオ社が非常に小さなレーザースキャナーのプロトタイプを出品しました。2018年には量産化される見込みともアナウンスされており、当然、トヨタ、日産も同レベルのものを開発しています。つまり、自動車に必要な「見る」技術が揃う日は近いのです。

 また、「地図」もなくてはならない技術。自動運転では道の幅や形、合流の格好など、非常に詳細な地図が必要となり、従来のカーナビ用のものでは役に立ちません。新しく用意しなくてはならないものの、作るノウハウはすでに存在し、現時点では自動車メーカーごとに制作されています。しかし、それぞれ勝手に作るのは効率的でないため、将来は各社で共通の地図を使うことが検討されており、現在、そのフォーマットを決める話し合いが進行中です。

 そして、最後に必要な技術が「人工知能(AI)による判断」、すなわち「考える」技術です。振り返れば、「動かす」「見る」という技術は、実はもうほとんど実用化されており、「地図」の技術も道筋が見えています。そうなったとき、まだまだ完成に遠いのが「考える」技術。だからこそ各自動車メーカーはいま、やっきになって人工知能の開発を進めているのです。

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コメント

3件のコメント

  1. LinuxとかAndroidの進化を見てると、AIの部分が一番共有されそうな気がするけど。

    自動運転の性格、と言うより規範も、安全最優先なのは当然として、燃費重視とか到着時間重視とかいくつかのパターンから選べるようになると思うけど。

  2. 自動運転が普及したら、車 買う人なんて居るのだろうか?

    タクシー呼べば良いと思ったら、維持費払ってまで車なんか

    持たないだろう。トータルコストなら必要なときにタクシー

    呼んだ方が安いから。自動運転=自動車会社の淘汰になりそうな

    帰臥するよ。

  3. レーダーによる自動運転って、自動運転車両が多数になってきた場合うまく機能するんでしょうか?

    前方車間距離だけ見ればいいならなんとかなるんでしょうけど。

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