上野東京ラインが「川口駅」に停車へ 駅全体を大改良! 将来は羽田空港へも乗り換えなし!?
駅の全面改良や周辺まちづくりも進みそうです。
JR東日本と川口市が基本協定を締結
JR東日本大宮支社は2025年4月24日、川口市と「川口駅上野東京ラインホーム及び自由通路等整備に関する基本協定」を締結したと発表。事業完了後のイメージ図も公表しました。

現在、川口駅に停車するのは京浜東北線のみです。1路線しか乗り入れない駅としては、埼玉県内で最多の乗車人員となっています。市は2024年2月8日に「川口駅再整備基本計画(案)」を公表。京浜東北線ホームの西側に新たなホームを設け、上野東京ラインを停車させる方針を明記しました。
計画が実現すれば、東京方面への所要時間が短縮されるほか、将来的には羽田空港アクセス線「東山手ルート」経由で羽田空港へも乗り換え無しでアクセスできるようになります。また、新ホームの整備を契機に駅全体が再整備され、駅周辺まちづくりも進んでいく見込みです。
基本協定では、「ホーム等整備事業」「自由通路整備事業」「店舗整備事業」が盛り込まれ、設計・工事の施行は基本的にJR東日本が実施します。このうち、「ホーム等整備事業」と「自由通路整備事業」の費用は市が、「店舗整備事業」はJR東日本が負担するとしています。
今後は2025年度から測量・地質調査、基本・概略設計が順次実施される予定です。
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