関越道の猛烈渋滞の終わりで「でっかい橋」を架けていたのですが… これが“渋滞撲滅のカギ”どういうことなのか?

ゴールデンウイークも猛烈な渋滞が予測されている「関越道」ですが、その渋滞が変化しています。そして、「渋滞が撲滅される日」も、目に見える形で近づいているようです。

実はこの橋こそが「渋滞撲滅のカギ」

 坂戸西スマートIC付近で建設中の橋について、NEXCO東日本関東支社は次のように話します。

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3月に供用を開始した上り線 高坂SA付近の付加車線の始点(乗りものニュース編集部撮影)。

「あの橋は、関越道と交差する一般道の跨道橋『西脇橋』です。高坂SA付近と、坂戸西スマートIC付近の付加車線をつなぐうえで、付加車線と既設跨道橋の下部工が干渉するため、付加車線を考慮した位置に移設する工事をしています」

 この高坂SA付近と坂戸西スマートIC付近における「付加車線の連続化」の完成時期は「現時点で未定」ということですが、跨道橋の完成が、事業において大きな節目となるのは間違いなさそうです。

 では、付加車線の連続化で、渋滞はどう変わるでしょうか。

「高坂SAと坂戸西スマートICのあいだはボトルネックとなりえるサグが連続しているうえ、2kmという短い区間に分合流が近接しているため、高坂地区と坂戸西地区の付加車線が連続化されることで交通の流れが整流化され、今回の(高坂SA付近)部分供用以上の、本来の渋滞緩和効果が期待されます」(NEXCO東日本関東支社)

 関越道には他にも多数のボトルネック部がありましたが、それら一つひとつに付加車線設置などの対策が進められ、以前と比べてもかなり渋滞が緩和されています。残った最大のボトルネックが解消される(かもしれない)日が、目に見える形で近づいているようです。

【ここができれば“渋滞撲滅”】関越道「あとちょっと!の付加車線」(地図/写真)

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コメント

1件のコメント

  1. あの辺りを走行すると、10年15年前に比べて左右に物流の拠点と為る建物が多く建てられました。

    今迄、其処を利用して来た方々の他に、新たに建設をした建物に品物を輸送(搬出入)するトラックや、建物や近辺で仕事をする方々の車両が増える分、キャパの増強が必要に為る理由ですね。

    建設作業員の方々、また走行する方々、安全第一に。