ロシア軍の攻撃ヘリ ドローンに撃墜される!? 飛行中に横腹に突っ込む瞬間が公開される 上下の回転翼が目印
二重反転ローターを持つ攻撃ヘリ。
低速だったところを狙われた?
ウクライナ特殊作戦軍は2025年5月16日、ロシア軍のKa-52「アリガートル」攻撃ヘリコプターを自爆ドローンを使い撃墜したと発表しました。その後この発表は各国のメディアで報じられています。

公開された映像では、1人称視点(FPV)ドローンを操作するドローンオペレーターが、Ka-52を側面を攻撃しようと、直撃する寸前までの映像が収められています。Ka-52はウクライナ軍の勢力圏内で偵察飛行中であったと報じられています。
ウクライナ特殊作戦軍は、あらかじめKa-52が飛行するエリアに複数のドローンを待機させており、低速飛行時を狙ったようです。
なお、Ka-52はメインローターが2枚あり、異なる方向に回転する二重反転ローターを装備した珍しい攻撃ヘリとして知られており、1機の価格は約1600万ドル(約23億円)とされています。ドローンに関しては安いものでは15万円程度で購入できてしまいますので、かなりコストパフォーマンスも高く、攻撃側の人的被害の危険性も低い戦法といえます。今回の攻撃以前にも、ウクライナ軍はロシア軍ヘリに対し同様の攻撃を実施しており、複数機を撃墜したと主張しています。
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