いよいよ明日!西武「車齢40年の新車両」運行開始へ 元・小田急車が新たな門出 何が変わった?

ついに一般運行開始です!

5月31日から一般列車で運行開始

 西武鉄道が「サステナ車両」として小田急電鉄から譲受した8000系電車が、いよいよ5月31日(土)から一般列車で運行を開始します。

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西武8000系(画像:西武鉄道)

「サステナ車両」とは、他社から西武鉄道に譲受されたVVVFインバーター制御の車両を指し、小田急電鉄8000形改め8000系と、東急電鉄9000系電車が「サステナ車両」として導入されます。

 西武8000系は国分寺線のみで運行される予定。同線は関東最古の私鉄路線であり、1894(明治27)年12月に川越鉄道として開業しています。

 5月24日(土)と25日(日)には「小田急8000形&西武8000系ビフォーアフター乗り比べ&撮影会」が開催されており、8000系は西武新宿駅に乗り入れました。ただこの時は団体臨時列車として運行されたため、一般列車として運行されるのは31日からとなります。

 8000系の第1編成は、1985年に東急車両で製造。2006年に更新工事を受けていますが、既に約40年の車齢となっています。西武鉄道がVVVF化車両の導入を急ぐため、小田急電鉄から移籍するにあたり、改造は最小限となっています。

 車内の座席モケットや、ドア上に設置されたLED式車内案内表示器、ドアチャイムは小田急時代のまま。ただ、車端部の座席が4人がけから3人がけに変更され、1人あたりの座席幅が大幅に拡大されました。細かい変更点としては、広告枠が変更されたほか、車内灯がLED化、防犯カメラも設置されています。

【画像】これが西武8000系の車内です

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