「トム様スゲェ…」展開中の米原子力空母で最新作のプレミア上映会 理由が “ならでは” 過ぎて驚き!

ミッションインポッシブル最新作には実物の空母の他に原子力潜水艦も。

空母の格納庫内で上映会

 5月23日に公開されたトム・クルーズ主演の映画「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」。IMFという架空の秘密工作機関をテーマにしたこのシリーズは、本作で8作目となる人気シリーズであり、主演のトム・クルーズにとっては代表作ともいえる存在です。日本国内では最初の週末で観客動員数のべ53万人を記録しており、同期間での全世界での興行収入は1億9000万ドル(約296億円)にもなったそうです。

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空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」の乗員と写真に収まる俳優トム・クルーズ(画像:アメリカ海軍)。

 全世界で高い評価を得ている本作ですが、じつは意外な場所で上映会が実施されています。それはアメリカ海軍の原子力空母の中です。

 用いられたのは空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」で、同艦の格納庫内でプレミア上映会という形で5月23日に行われました。普段は艦載機を駐機しておくスペースを劇場代わりにして、上映用のプロジェクターや音響機器が設置されただけでなく、快適に楽しめるようにソファータイプの座席や、映画館の定番ともいえるポップコーンやドリンクまで用意されたとか。この特別に用意された「空母映画館」で、乗組員とその家族たちがトム・クルーズの最新作を楽しんだ模様です。

 じつは軍艦で映画が上映されるのは決して珍しいことではありません。航行中の軍艦の中には娯楽がなく、乗員のレクリエーションの一環として日常的に行われています。しかしプレミア上映会とは、本来は劇場公開前に関係者や報道陣に対して行う先行上映会のことであり、それが空母の中で行われるのは異例といえるでしょう。

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