「リニア・鉄道館」に6年ぶりの新たな展示車両!ピカピカに整備された「ドクターイエロー」がついに搬入

今年1月に引退したドクターイエローT4編成がリニア・鉄道館に搬入されました。同館に新たな車両が加わるのは、約5年ぶりです。

「引継ぎ式」も開催

 イベントに合わせて「引継ぎ式」も開かれ、JR東海 新幹線鉄道事業本部 浜松工場の榊原孝二 工場長とリニア・鉄道館の岡部仁 館長らが出席しました。

 浜松工場の榊原 工場長は「通常、新幹線の塗装はロボットで仕上げますが、700系ベースのT4編成は形状が異なることもあり、展示に向けてスプレー缶を使い、人の手で丁寧に塗装を行いました」と挨拶。リニア・鉄道館の岡部館長は「T4編成との思い出を皆様と一緒につくっていきたいと考えています」と述べました。

 ちなみに、リニア・鉄道館に展示される7号車以外のT4編成の車両は、一部が再生アルミとして、JR東海と日本車両、カツミがコラボした「ドクターイエロー模型化プロジェクト」の車両形式図プレートに活用されました。また、JR西日本に所属するドクターイエローT5編成の予備部品を確保するために車両を活用するといいます。解体を免れている車両もありますが、今後の予定は未定とのことです。

【画像】これがリニア・鉄道館に「ピカピカのドクターイエロー」が搬入された様子です

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