デカくなってる!!「無人機どっさり空母」新型案が韓国で披露 有人機はもういいぜ!? 日本にも誕生の可能性
韓国の海洋防衛装備展で、新たな「無人機空母」のコンセプトが発表。ここに搭載する無人機の開発をめぐる動きも活発化しています。もしかすると、日本でも無人機をどっさり積んだ空母が誕生する可能性もあります
え、大きさ2.5倍になってる!?
2023年発表時のゴーストコマンダーは、最上甲板をUASの着艦、その下の甲板をUASの発艦に使用する、まるでアニメか特撮作品に出てきそうな近未来的なデザインの艦でした。

それに対し、今回MADEXで模型が公開されたゴーストコマンダー2は、現在各国が運用している空母や強襲揚陸艦のような、全通甲板を備える常識的なデザインの艦になっています。
また、ゴーストコマンダーは満載排水量1万6000t程度の小型艦として構想されていましたが、ゴーストコマンダー2はCVX(約4万t)と同程度の満載排水量4万2000tに大型化しています。
ハンファオーシャンはゴーストコマンダー2のデザインやサイズは、あくまでも検討案の一つだと断った上で、ゴーストコマンダーより大型化した理由について、ヘリコプターや上陸用舟艇を搭載して強襲揚陸艦としても運用することや、将来UASが大型化することなどを考えて、ゴーストコマンダーより大型化したと説明していました。
同社は、搭載するUASよって搭載可能な機数が決まるため、どのようなUASを何機搭載できるかは明言できないとしていました。ただ搭載機については、パートナーシップを締結している大韓航空の航空宇宙事業部が開発を進めるジェットエンジン動力のUASや、アメリカのジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)が提案するMQ-1C「グレイイーグルSTOL」の搭載が有力視されているようです。
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