現実の話!?「無人戦闘機」の生産が年内開始へ ウクライナ防空のために投入予定か?
ウクライナ政府の公式サイトである「ユナイテッド24」で、国内に建設されたバイカルの工場で、最新鋭の無人戦闘機「クズルエルマ」が年内に生産開始予定になると報じました。
トルコの無人機大手メーカーが製造
ウクライナ政府の公式サイトである「ユナイテッド24」は2025年6月17日、国内に建設されたバイカルの工場で、最新鋭の無人戦闘機「クズルエルマ」が年内に生産開始予定になると報じました。

バイカルは、トルコの防衛企業であり、中高度・長時間滞空型無人戦闘航空機(UCAV)「バイラクタル TB2」の製造企業として広く知られています。
同社は、ウクライナとの強固な協力関係の一環として、キーウ近郊に工場を建設中であり、本格稼働は2025年8月頃と見込まれています。この施設では、「バイラクタル TB2」「バイラクタル TB3」のほか、無人攻撃機「バイラクタル・アクンジュ」、そして「クズルエルマ」も生産される予定です。
2025年6月現在、「クズルエルマ」は第4号機による試験飛行を終えています。武装としては、短距離および中距離の空対空ミサイルを含む武装を搭載予定とされています。また、機体形状から一定のステルス性能も備えているといわれています。
さらに、量産型のエンジンには、ウクライナのイフチェンコ・プログレス設計局が製造するAI-322Fターボジェットエンジンが搭載される見込みです。ウクライナ軍への配備後は、有人戦闘機との戦闘ではなく、主に「シャヘド136」や「ゲラン2」など、長距離を飛行してくる自爆型ドローンの迎撃に活用される予定です。
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